おしらせ。
9/10に(Amazonでは15日になっとる)、永岡書店様より、自著4冊目の「天使と悪魔超絶図鑑」という本が発売されます。
タイトル通りの本で、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教をはじめ、ゾロアスター教や仏教など、世界中の様々な天使や悪魔を、カラーイラストと簡単な短い文章、聖書などから引用した楽しい漫画で、わかりやすく解説した、小中学生向けの図鑑になります。
今まで書いてきた図書館向けの大型図鑑と違い、多くの一般書店で手軽に購入できることができるようです。
「天使と悪魔超絶図鑑」
著者:平林知子
定価:980円(税抜き)
サイズ:B6
本文196ページ、フルカラー。
発行:永岡書店
http://www.amazon.co.jp/dp/4522433816
書店では児童書のコーナーにおいてあると思います。
よろしくね。
((本文より。スマホの写真で。
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キャラクターだけで130体前後かいたかもしれません。大変でしたが、大好きな悪魔がたくさんかけるということで本当に楽しかったです。
相当忘れっぽいんで、昔から本を読んだりして気になったことは全部メモに書いているので、オカルト関係のメモももちろんあるわけですが、ノートにキチッと書くことが苦手で、そのとき目の中に入った紙の切れっ端に書くクセがあるので、まずそれのありかを探し出す所からのスタートでした。うーん、デジタル化しておけば...。
改めていろいろ調べなおして、文や絵でかきおこしてみると、奥深く魅力的な世界観を再確認できました。とくに、ゾロアスター教の天使と悪魔はほんとうに素晴らしいストーリーと設定にあふれているなぁと。同人誌でもいいから何かやりたいなー。
鉛筆でラフと下書き、それをスキャン、ペン入れをクリップスタジオというソフトで仕上げて、Photoshopで色塗りをして完成。という流れです。
大きな液晶タブレットを持っているのですが、今までは簡単な画像処理と、カラー作業にしか利用していませんでした。もったいない。今まで何度もペン入れをデジタルでと挑戦してみたのですが、アナログのつけペンで描くほうがはやかったり、思い通りの線が引けなかったりして半場あきらめていたのですが、クリップスタジオという、漫画用ソフトが良いと聞いて、試しに使ってみたら調子が良かったので、新しいペン画材として採用してみました。
クリップスタジオはカラー作業もできるようになっているのですが、初心者の私にはそこまでの使い方を理解するにはなっていないので、当分、カラー作業はPhotoshopを利用することになりそうです。
天使の章から悪魔の最後の章まで順に仕上げていったのですが(サタンのみ、全体の絵のイメージ用に一番最初に描きました)、みる人が見たら上達していく様子が分かるかもしれません。デジタルペン入れ初心者にしては上出来かな?
しかし、もうちょっと線を細くしても良かったかも。今後の参考に。
作画面で資料に乏しいイスラムでは、去年、訪れたトルコのイスタンブールで撮ってきた多数の写真などが大いに役に立ちました。まさか仕事で大事な資料になるとは思わなんだ。
あと、私の絵にしては珍しく美形の男性を多く描きました。男で綺麗なタイプは仕事でもないと描かないので大丈夫かなと思っていたのですが、なんとか完成できてよかったです。
書店で見かけたら、手に取ってみてくださるとうれしいです。
購入していただけたら、もっとうれしいです。
どうぞみなさん、よろしくおねがいします。