2016年7月4日月曜日

2015年プラハ旅行06~プラハ本駅と錬金術〜

プラハ旅行6日目、12月23日。
  ((パノラマ画像はクリックで拡大できます))

 最終日、今日はすこし暖かい。

 今日は午前中にチェックアウトするので、それまでに本を購入するのである!重い荷物はホテルに預けるのだ!
 朝食後に早朝から開いている書店、「NEOLUXOR」へつっぱしり、買い物です。

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☆チェコの書店☆

 書店が多かったのも意外な一面でした。古本屋はもちろん、「NEOLUXOR」という、日本で言うと三省堂のような大型書店があちこちにあり、とくにバーツラフ広場の「NEOLUXOR」は地下2階、地上3階のフロアにぎっしりと書籍が並んでいます。
朝 7時から夜10時まで開いていて、1階入り口にはセール品の箱が並び、入って左側はお土産屋さん、1階の半分は新刊とカレンダーや手帳などの雑貨と旅行 関係の本とDVD。地下1階は外国語の書籍や専門書、ファンタジーやミステリーなどの小説やコミック。地下2階は文房具や参考書。地上2階はどんな本が並 んでいたのかちょっと忘れてしまいましたが、美術書やおもちゃとボードゲーム、子供の本コーナーは3階でした。
プラハ駅の中にも2階建ての「NEOLUXOR」がありました。

 コミックは「PALLADIUM」というショッピングセンターに専門店が1軒ありました、アメコミ中心のようです。バーツラフ広場のそばにも専門店が1軒あるそうです。

 もうひとつ意外だったのは、小説などの書籍の大半がハードカバーだったことです。ペーパーバックが中心なのかと思ってた。

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   昨日みたカーヤ・サウデックの大きな画集と、チェコの人形劇の本を購入後、ホテルに戻り、荷造りしてチェックアウトして、昼過ぎまでカバンを預かってもらい、最後の観光へ出発。(カーヤ・サウデックのエッチな方の画集は書店に売ってなくて後悔。重くても美術館のお土産屋で買うんだった。)

 それから、駅に行って空港行きのバスの時刻表を確認をするのです。

 
 歩きながら地下鉄を見学しながら、プラハ本駅」の地下鉄構内のエスカレーターで3階へ上がると、目の前にカフェがあり、見上げると周囲は、クリーム色の下地に、女神像や植物などで華麗に装飾されたドームになっていました。左手に曲がると外へ出る大きな扉があったので、時刻表を確認するために一旦外へ。 


 確認が終わるといよいよ散策。といってもあまり広い場所では無いのですが...。駅のホームへ向かう扉の前には大きな飾りと彫刻があり、ホームへの扉を開けると、様々な電車が行き来していました。





 カフェの反対側では駅構内の歴史が描かれたパネルが展示してありましたよ(2015年12月当時)。考えてみると、今回の旅はほぼトラムでの移動だったので、駅構内をじっくり見ることはありませんでした。一回ぐらいは電車に乗っても良かったかもな、とちょっと後悔。


 駅の窓の外側に、世界の美女の頭部みたいな彫刻が一つづつくっついていたのですが、こんな日本のお姫様風のものも見つけました。髪型から花魁ではないよな...

 その後、カフカの肩車の像を見てないので、またトラムで旧市街広場の方へ行ってから、歩いてユダヤ人街へいってみる。

 昨日も少し通ったけど、やはりユダヤ人街は一味違う空気が流れているのだなー。お店や建物や、人々からして他の場所とはグレードがちがいます。歩いていると朝早いのに親子連れが何組か一箇所に集まっていました。今度は何?と思ったら、お目当の肩車の「カフカ像」でした。しかもでかい!余裕で3メートルはある!。ちょっと、永井豪のバイオレンスジャックのマジンガーを思い出した。


 朝日と黄色く色づいた葉っぱのせいか、金ピカなカフカが撮れました。

 この像の隣は、カフェとシナゴーグになっていて、入ってみようかと思ったけど、時間が合わず断念。しかし...入場料が結構高い...たしかここでのコンサートのチケットもネットで売られていたので、申し込んでくれば良かったな。


 そしてまたちょっと歩くと「練金術博物館」へたどり着きました。入り口からもう、錬金術って雰囲気がしてわかりやすい。
 
 錬金術とは、金属ではないものから金属をつくることを最大の目的とした実験のことで、錬金術士とはその研究をする人のことです。しかし、その金属以外に、人体、動物、植物、自然、宗教など、この世の様々なものから多くを学び、新しいものを生み出すことに精を出していました。
 現在より少し前まで、錬金術士たちは世界中にいて、それぞれの地独特な技法を用い、知恵を絞り、多くの化学道具や薬物を生み出しました。現在も改良されながら利用されている薬品や道具などは数多くあります。もちろん、見世物にしたり、詐欺を働いたりとインチキをする術師もいたでしょう。
 錬金術士の歴史は古く、記録としては古代ギリシア時代の物が残されているそうです。しかし、私はもっともっと古くから、人間が物質の不思議に魅了された時点から存在していたと思っています。ヨーロッパでは12世紀ごろから流行したようです。現在でしたら、彼らは"化学者"と呼ばれているでしょう。

 中に入ると様々な液体が入った変わった形の瓶や、道具などが並べてあり、カウンターでチケットを購入すると、学芸員の女性から、「案内人が説明するから、わかる言葉を教えて~」と言われたので、"英語をちょっとだけ" と、いうと、10分ほど待たされてから、案内人をする頭の良さそうな眼鏡の青年があらわれ、挨拶をしてからようやく見学開始です。(狭いので、人数制限ありの入れ替え制らしい。)
 ここは皇帝ルドルフ二世により、16世紀に設立され、当時は1階で軟膏やポーションの販売を行い、地下は錬金術研究所になっていたそうです 。

 入り口の扉を開けると、いきなり洞窟のように狭い廊下になっていて、ざまざまな道具や、チェコ名物ゴーレムの絵がかざられていました。


 ゴーレムとは、ユダヤのラビ(宗教指導者・学者)が呪文などを駆使して作った、等身大の泥人形で、召使として使用するロボットのような道具です。自分を作った主人だけに従順にしたがいますが、使用法を誤ると凶暴化するという恐ろしい面も持ち合わせています

 
  3メートルあるかないかの廊下を抜けると、書斎になっており、家具や書籍や実験道具であふれています。
 『魔女と・魔法使い大図鑑』の著者であり、錬金術にも興味のあるわたし。見世物としての飾り錬金術には騙されないぞ~と思っていたら、案内人がいかにも怪しげな書棚の置物を動かすと、地下へとづつく隠し扉が...!これには何の文句もなくただただ嬉しいばかり。書棚の隠し扉はロマンよのぅ。


 地下の部屋は、洞窟のようになっていて、研究室や保管室など、それぞれ役割のある部屋にわかれています。現在も実際に使用されているように、多くの実験道具がならび、演出で煙や水や音を流したりして雰囲気もあり、見応えは十分。また、道具やハーブ、出来上がった薬などを地上へはこぶ装置などもあって、とても楽しかったです。そしてなんと、この地下にはプラハ城や旧市街庁へ通じる地下道があったそうです。
 お土産でエリクサーの一種(万能薬と言われています)が入っているという小さなペンダントを買っちゃった。
 
 日本語で錬金術について書かれた話は、水木しげるの『錬金術』という漫画がオススメです。

 意外なことに母も満足していたようです(元医療関係者なのでなおさら)。歴史や錬金術や魔術だけでなく、科学そして化学や医学に興味がある、またはそれらを仕事にしている方も是非訪れてはいかがでしょうか?。
 

 博物館からの帰りに見かけた、ゴーレムというカフェレストラン。絵が良い。

 また旧市街広場のほうへ出てヴァーツラフ広場のほうへ戻り、「ユングマン広場の街灯」「雪の聖母教会」「カフカの頭部のオブジェ」を見るための散策。

 聖母教会の入り口はなかなか見つからず、5月になるとバラでいっぱいになることで有名なフランティシュカーンスカー庭園を通り、あそこかな?と思ったら幼稚園で、ウロウロと迷いながら到着すると...閉まっていました。うーむ。


 仕方なくそこからまた歩いて「カフカの頭部のオブジェ」を見るために移動。これはすぐに見つかりました。遠くからも太陽の光でピカピカと光っているのが見える、スライスされた巨大なカフカの頭部が、ぐるぐるまわっています。カフカ博物館のおしっこする像も、腰の部分がぐるぐる回ってたし、なぜプラハではカフカをまわすのか...。そしてここでも小さなクリスマスマーケットをやっていました。


 街灯は最後まで見つからず。残念だけど、時間が押しているので諦めて、ヴァーツラフ広場にある有名パン屋「パウル」で食事。噂通りの美味しさ、大好物のあんずの菓子パンがあって大満足。地下のイートインスペースにトイレもありました。www.paul-cz.com/

午後2時半頃に駅のバス停へ、そしてまたイスタンブールでトランジットして帰宅。
 

今回のお土産はこれだけ。見逃したものも多々あるけど満足です。
寒いのはもう嫌なので、次回、また行くとしたら冬以外がいいですね...。

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 実は、2011年以降、mixiのほうで毎回旅行日記を書いていたのだけど、今回、初めて表のブログで旅行記を書いてみました。特定の友達以外のみんなに読んでもらえるようにまとめるの はなかなか難しいね。自分が旅行に行く前に、ネットや本で検索するのだけど、切符の買い方だとかの、本当に必要なことの情報が日本語で簡潔にまとめているところはほぼなかったりするので、そーゆー記事もあるブログがあったらなぁ、と思って書きはじめてみたのですが、うまくいかないですね。漫画日記にしようとも思ったけど、他人や家族をネタにしたりするのはどうも苦手で、記憶も曖昧だし、進まないので諦めて、写真いっぱい載せることにしちゃった。

次回、またどこかへ行きます。その際はもっと上手に日記がかけるといいなぁ。

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