2016年7月3日日曜日

2015年プラハ旅行05~チェコのコミックと屋台メシとバレェ観劇〜

プラハ旅行5日目、12月22日。
  ((パノラマ画像はクリックで拡大できます))


 曇り時々パラパラ小雨だけど、今日すこし暖かい。しかし腰も痛い。

 午前中にいけばカレル橋も人が少なくてゆっくり楽しめるだろう。ということで、朝10時頃到着予定でカレル橋へ。

カレル橋を歩いていると、向こう岸にカフカ博物館の看板が見えたのでいってみることに。橋を降りたところに、「三羽のダチョウの店」がありました。



 「カフカ博物館」の入り口へ到着すると、ど真ん中に「おしっこをする2人の男」の像と、その奥に「K」のオブジェが見えました。せっかく来たけど、母が全く興味無さげで、私も文学作品の展示を見てもな...とおもって、展示室へ入らずに、左側のお土産やから下る道を通てみると、下から橋を見渡せる駐車場のよう な広場になっていました。小川(?)を挟んだ左手には公園が見えていて、そこから橋の写真を撮っている人々も見かけました。



「カフカ博物館」の正面は有名なビアホール「Malostranská Pivnice」が、ありました。こちらにはとくに立派な壁画があって楽しげです。
  作家のハシェクと、漫画家ヨゼフ・ラダのコンビによる人気漫画『善良な憲兵シュヴェイク』の主人公をマスコットにした、チェーンのビアホールだそうです。



   そしてそのそばのお土産屋さんでおかいもの。ここのお店はホーロー製品の品揃えが豊富で、店員さんもとても親切。
 ホーロー以外にも、マッチやカレンダー、アクセサリー、コースター、文房具、おもちゃなどなど、バラマキ用でもちょっとおしゃれな、あらゆるタイプのチェコお土産が、綺麗に陳列されていました。

 そのまま北上し、先日通ったレース屋さんの前の橋を渡ってユダヤ人街のほうへ向かいます。橋を降りてすぐの広場にはヨゼフ・マーネスという天文時計の絵を描いたチェコの画家の銅像があり、橋を渡ったところには「ルドルフィヌム」というチェコフィルハーモニーの本拠地があって、建物の正面にはドヴォルザークの像が立っていました。
 「ルドルフィヌム」はお休みだったので、入り口のガラスごしにちらっと覗いてきました。http://www.ceskafilharmonie.cz/

    そこから道路を渡るとすぐにユダヤ人街に入ります。高級そうな店やアパートが並んでいる..明らかに今まで歩いてきたところとは空気の違う区域...。
 何やら建物の地下からのびる行列が...なんだろうと近づいてみると、ユダヤ人墓地を見学するための行列でした。



 その道をまたまっすぐ歩いて行くと、「カフェ・フランツ・カフカ」にぶつかる。この店はカフカ生誕の地だそうです。あんまり評判は良く無いようですが、ファンの方は店内でお茶でもしてみてはいかがでしょうか。

 そして目の前に旧市街広場が。
 お昼になったので広場の屋台で食べることに。


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☆チェコの屋台☆ 

  きょうは最終日前日ということで、食べてみたかった屋台飯をいくつか買って食べてみることに。そのほか、今まで食べてきたものをご紹介。



ホットワイン 、アップルワイン 
 ヨーロッパの冬の屋台と言えば、ホットワインでしょう。
 赤、白アップルなど、様々な種類が並び、ノンアルコールのホットアップルやホットチョコレートもあるので私のような下戸でも安心です。
 ビールももちろん売っています。


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ホットドッグ
 汚い写真で失礼。しっかりとした美味しいソーセージにパンがついて一個60コルナ。屋台によってはソーセージの種類が豊富で、野菜といっしょに串焼きにした物も売っていました。

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お惣菜 
 賽の目に切ったジャガイモと肉を炒めたもの。マッシュルームの炒め物などのお惣菜系。マッシュルームを食べてみましたが、味がしっかりしていて美味しかったです。


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ランゴッシュ
  一見巨大なカツレツのように見えますが、ピザ生地のようなパンをこんがりと揚げたものです。それに摺り下ろしたニンニクを刷毛でたっぷり塗り、チーズをふ りかけたシンプルなファストフード。1個60コルナ。モチモチとしたアツアツのパンがおいしかったのですが、結構大きい揚げ物なのでおなかに余裕のあると きに食べましょう(のこしちゃった)。もともとはハンガリー料理だそうです。

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クレープ
 お好みの具をふたつ選んで、大きなフォークのようなもので器用にくるくるっとまいてできあがり。使い捨てのフォークとナイフが置いてありましたが、ホットドッグのようにそのままかぶりついているひとが多かったです。


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トルデルニーク
  遠目から見て、バウムクーヘンでもつくっているのかな?と思ったこのパンは。生地を長い棒に巻き付けて、パリパリのモチモチに焼いたパンに、シナモンシュガーをまぶしたお菓子です。クリスマスだけではなく、プラハの祭りには無くてはならない屋台のひとつだそうな。マーケット以外にも、 街のあちこちに小さなのお店があり、そんな店にはチョココルネに似た看板が必ず掛かっています。専門店もありました。
 我々日本人から見るとたこやきやたいやきのような感覚の物ですかね?。チョコレートなどのオプション無しだと、 だいたい1個60コルナ。

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ゴーフル 
チェコ名物だと言う丸いゴーフルを、その場でプレスして出してくれる屋台もありました。


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子豚の丸焼き
 口からおケツまでグッサリ串が刺さった、テカテカした飴色の 豚の丸焼きが、グールグルしているお店を多く見かけましたが、こちらもチェコのクリスマス独特の屋台だそうです。 100グラムぐらいからの量り売りをしていて、食べることができます。パンをつけてもらいました。値段は忘れたけど結構いいお値段を取られました..まぁ、お 祭りお祭り!

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番外編:鯉屋さん 
 チェコでは大晦日に鯉を食べる風習があるそうです。
 旅の中頃、街中のあちこちで鯉を売るお店が出ていました。どのお店も、いけすの中には丸々と太った鯉がピチピチ泳いでいます。
 注文に応じてさばいてくれるようでお店のお兄さん達は大忙しでした。


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   その他、お土産として、チェコ名物の吹きガラスのクリスマスオーナメントや、ジンジャーブレッド、鍛冶屋でアクセサリーなども購入してはいかがでしょうか?

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 おなかもいっぱいになったところで、旧市街広場をふらふらしていると、どこかで見たような絵の看板が...ここは美術館。http://www.goap.cz/

 1階はアンディ・ウォホール、3階はサルバドール・ダリ....そして2階はヤン&カーヤ・サウデック??なんと、チェコを代表する芸術家兄弟のヤン&カーヤ・サウデックの特別展覧会がやっているではないか。これは見てこなくてはと、チケット窓口へ。ついでなのでウォホールとダリの展示ぶんも購入。

   ここではなぜか窓口のおばさんとイタリア語でチケット購入のやり取りをすることに。なんだったんだろう...。あと、ここの入り口にミュシャの絵の壁画が数点描かれています。ちらっと見えるかな?

 兄のヤン・サウデックは、被写体に女性のヌードを多用する写真家で、芸術家ポルノか~で度々社会と衝突を起こしてきたそうで、写真に疎い私は恥ずかしながらこの場ではじめて知った作家でした。18禁写真が続くので割合。彼の作品は日本でも有名らしく、日本語のwikipediaに紹介記事があり、アマゾンでも作品集を購入することができます。
   物言いたげで妖艶な写真ですが、とてもフレッシュで不思議な感じがしました。
http://www.saudek.com/
https://ja.wikipedia.org/wiki/Jan Saudek




弟 のカーヤ・サウデックのほうは、数年前に、東京フィルムセンターで開かれていたチェコ映画ポスターの展覧会で、フランスのコミックが原作の映画、「バーバレラ」のポスターを、チェコの漫画家カーヤ・サウデックが描いたものが展示されていたので、それで名前は知っていたのですが、日本語での情報がほとんど無く、他にどんな作品があるのか、どんな人生を送ったのか知りませんでした。


   こちらは「チェコの映画ポスター」展の目録から、バーバレラのポスターアート。  
このプラハの美術館でのお土産屋ではポスターを売っていましたが、展示室では見当たりませんでした


   プラハにバーと併設されたギャラリー http://www.batalion.cz/ があるということと、Facebookでフォローしているチェコ情報アカウント「チェコ蔵」さんで、"2014年に亡くなった。すこし前までダンシングビルで18禁原稿の展覧会をやっていた。"という情報を得たくらい。それがここでいっぺんに楽しむことができるなんて思いもよらず!


ここぞとばかりに写真を撮ってきました。

 兄弟そろった子供のころからの写真、子供向けから大人向けの漫画やイラスト、映画やテレビ用のイメージボード、映画化作品のビデオ上映、油画、様々な国の映画のチェコ版映画ポスター(特撮ファンおまちかねの(?)ギララのチェコ版ポスターの原画までありましたよ)など、たくさんの展示品が目や心を楽しませてくれます。

 また、奥にはエッチな絵のカーテンで仕切られた部屋があり、仕事場が再現されており、絵もたくさん飾られていました。

 1階(日本で言う2階)のギャラリー入り口にあるショップで絵はがきとしおりを大量購入。画集は3種類売っていたけど、どれも分厚く重いのでホテルそばの書店で購入することにしたのですが、エッチな絵だけを集めた画集2冊はここでしか売っていなかった...のでちょっと心残りですが、彼の絵を大量に見れたことが、今回の旅で一番の収穫と満足でした!

 
一応、ウォホール展とダリ展の写真も...


 ダリレベルの自己愛と自己プロデュース力の激しい人間になりたい....。

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 外へ出ると雨は上がって、お日様が顔を出してきていました。
 もう一度カフカのカフェの前に戻り、「ドンジョヴァンニ・パペットシアター」をさがし、今日の公演をチェックしてみるが、なんだかもう疲れてしまったのでなくなく諦める。観光客向けによくドン・ジョヴァンニをやっているようです。日本語の案内も。

 ほんとは別のマリオネット劇場で雪の女王とかやっていたみたいなので、そっちが見 たかったのですが、事前予約とかちゃんとして観に行かないとダメですね(トホホ)


 そこからまた小さな通りをぐにゃぐにゃ歩いていると、妖精の物語でしょうか?こんなかわいらしいディスプレイに出会いました。
 「Až po uši v mechu」という人形アニメだそうで、様々なシーンを再現して展示されていました。

 2016年5月ごろに、完成したという情報を聞いたのですが、どうなったのかしら?全編見てみたい。https://www.youtube.com/watch?v=s5VlFZ5iX8w



 それから、そこを見上げると、「ぶら下がる男」の像と、その下には昼間見たシュヴェイク絵が描かれたビヤホールが。昼間のお店の支店だそうです。
 いい加減疲れたのでここで休憩することに。
 母はビール。私はストロベリーアイスクリームサンデー。

 つかれた体に甘く冷たいアイスクリームが染み渡り、とても美味しかったです。店内ではテレビがあって、テニスの中継を写していました。


 十分休憩したあと、またてくてく町歩き。町外れにも様々なオブジェが置いてありました。

  それからまた旧市街へ戻り、スメタナホールの前に出て鯉屋さんを見て、ついでなので「ムハ美術館」に入ることに。こちらの「ムハ美術館」はみなさ んもよくご存知のポスターや挿絵などの広告画家としてのミュシャの作品を集めた小さな美術館です。アジア人観光客でいっぱい。展示室の奥ではビデオ上映も していました。
 わたしは学生の頃、版画を勉強していたので絵そのものよりも、リトグラフの技術力のほうに目がいってしまいました。あんなでっかいポスター刷るのに相当でかい石を研磨して何人がかりでプレス機に乗せたんだろうなーとか。刷りかけのポスターの色の具合とか...。


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 そして地下鉄前のキオスクで明日使う1日乗車券を買って、スーパーで夕食を買ってホテルへ戻る。私のぶんのご飯。屋台メシを食べ過ぎたのでこれでもたくさん。
最終日が近くなると書き方が雑になってくるなー。

 今夜は「国民劇場」へ、くるみ割り人形を見に行きます。今までトラムや徒歩などでざんざん通ったあの国立劇場へいよいよ入るのです。

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  くるみ割り人形はこの時期の定番なので、さすがにまともな席は残っておらず、のこっていたのはいちばん後ろのほうの席のみ。どうせ見下ろす感じになるんだろうな とおもいながら、仕方なくeチケットを買ったら、やっぱり見下ろすかたちの席でしたよ。




 それでもほぼ満席で、ほとんどが親子連れ。このあたりの席は子供でも購入できる金額なのです。お小遣いで家族を招待してみんなできた、という子達も多いのだろうな~と考えていたら開演時間に。

 肝心の内容はというと、舞台がプラハになっていて、主人公が兄妹になっていたり、ストーリーの案内役として、観光地でよく見る銅像なりきり芸人のような二人の男が追加されていたりと、だいぶアレンジされていましたが、子供達は夢中になってみていました。


 ちなみにバルコニー席であろう階のホールはこちら。天井画が素晴らしいです。

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明日はいよいよ最終日、「肩車をするカフカの像」「錬金術博物館」「プラハ駅」などを見学します。


次回、最終回。~プラハ本駅と錬金術~。よろしくね。

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