2016年6月29日水曜日

2015年プラハ旅行01〜市街てくてく歩きと市民会館でのコンサート〜

プラハ旅行1日目、つづき、観光編。


 ホテルに荷物を置いて、さぁプラハの街を散策するぞー!と、外へ出ると小雨が...しかしたいした雨では無いので散策決行。




  チェコは北海道より上に位置していると聞いていたので、使い捨てカイロやニットやロングのダウンコートなどを用意してきたのに、気温は連日10度前後と東京とあまり変わりないくらいでした。尋ねてみたら、やはりこの年はチェコも異常気象でだいぶ暖かくなっていたそうです。

 こちらは「ヴァーツラフ広場」のスタート地点。中心にはボヘミアの英雄、ヴァーツラフ1世の像があり、すぐ後ろの建物は「国立博物館」になります。バーツラフ広場は広場というより銀座やシャンゼリゼ通りのような大通りでした。

 車道に挟まれるように人のみが取れる幅の広い道があり、そこでもクリスマスマーケットが開催されていました。



 まずは宿泊ホテルの並びにある、アール・ヌーヴォーの建築と、歴史のあるカフェで有名な「グランド・ホテル・エヴロパ」へ!....と思っていたら改装中で、ホテルもカフェも改修工事で休業していました。残念。

  写真だけ撮って、つぎの「逆さ馬にまたがるヴァーツラフ像」を見に行くために、横断歩道をわたります。
 プラハ野外に点在するオブジェや銅像と、お店の入り口に描かれた動物などみつけることも、今回の旅の楽しみとしてチェックしてきました。



  エヴロパの向かいにある小劇場へと続く小道へ入ると、正面に券売窓口が見え、またそこを左手に抜けると、すぐに「逆さ馬にまたがるヴァーツラフ像」がありました。あまりにもあっけなく見つかったのでちょっと拍子抜け。小劇場へ上がる階段前の小さなホールにぽつんと吊るされているのですが、等身大くらいの大きさがある像なので迫力はあります。

 また、この日はここでクリスマスのバザーをやっていて、おばさんたちが手作りのリースやお菓子を売っていました。

  この像のあるアーケードにボードゲームの専門店もありました。他の場所のおもちゃ屋にもコーナーがあったりと、プラハでは多くのボードゲームを見かけました。お隣のドイツでは日常的にボードゲームで遊んでいると聞いたことはあるのですが、チェコの人たちもボードゲームが好きなのでしょうかね?

  じゅうぶんに馬の像を見た後、通りに戻り下って行くと、書店の前にホットドックスタンドがあり、そこで昼食をとることに。機内食をしっかり食べてきたせい か、小腹が好いてきた程度だったので、ふたりでホットドッグを1つとペットボトルのお水を1本。注文後に小さなカップでホットワインをくれました。うれしいな。

  ホテル方面へ戻り、「プラハ中央郵便局」へ。地図をたよりに郵便局方面への路地を曲がると、すぐに郵便を示すラッパのマークが見えてきました。こちらもあっと いう間に到着。3階建ての局内は、天井がガラスでおおわれており、黄色を基調とした内壁は、2階から3階部分の壁にぐるっと植物や女性の絵が繊細に描かれ ていて、ちょっとした広場の中のような雰囲気です。また、私達が訪れたときは、郵便の歴史のことが書かれたパネルや、局で使われていたクラシックな車の展 示もしていました。
 プラハ中央郵便局は公共施設なので、写真撮影厳禁です。

 ひょっとしたら「スメタナホール(市民会館)」のほうへもあっという間?とおもいながら小雨の中をすこし歩くと、窓に見慣れたミュシャの絵が貼られた建物の前に出ました。むむむ、ここは「ミュシャ美術館」...ということは「骨董通り」なのかしら?



  出発前は骨董屋で作品の素材になりそうな物があれば欲しいなぁと思っていたけど、蚤の市ので扱うような安価な物を売っている店はなく、高級品店ばかりが並 び、お呼びで無い様子が。まいど旅行前に「あったらいいな」で買う物のリストをつくっているのですが、今回も欲しかった物がそろうことはなさそうな雰囲気。

 そしてそこを抜けると大通りに出て、目の前にはショッピングセンターらしき現代的なガラスの「パラディウム・ショッピングセンター」が...さらにちょこっと歩くともうとんがり屋根の「火薬塔」、そしてその隣には「市民会館」が見えてきました。近い...。


  火薬塔の下を通って、キュビズム建築で有名な「黒い聖母の家」の2階にあるカフェ「グランド・カフェ・オリエント」で、雨宿りを兼ねたお茶を飲むことに。ガイドブックなどでは、"待たなければ入れない"と書いてあったのですが、運が良かったのか、待たずにすぐ座れました。
http://www.kubista.cz/
http://www.grandcafeorient.cz/


 お店のおじさんが勧めてくれた、カップの中でロリポップ状のチョコレートを溶かして飲むホットチョコレートと、私は日替わりケーキ、母はチェコの名物だというアップルパイを注文。 日替わりのケーキはベリーのタルトでした、酸味と甘みがバランス良く、生地もしっとりとしていて食べやすくて、とても美味しかったです!

 店内の内装が有名とのことでしたが、かしこまった...というわけではなく、地元の老若男女が集まるような、庶民的な雰囲気のゆったりとしたカフェでした。空いていたら、本や仕事を持ち込んで長時間いてもいいなぁと思いました。

 こちらは料金内でチップ込みでしたので、チップを用意する必要はありません。

 3階は「キュビズム博物館」になっていて、2015年の冬に改装が終わり、オープンしたばかりでしたが、すっかり忘れてしまい、見落としてきてしまいました。残念。ちなみに1階の入り口脇ではキュビズムデザインのカップなどのグッズが売られていました。

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☆プラハのコーヒー☆

 プ ラハでは最近まで挽いた豆を直接カップに入れてのむトルコ式のコーヒーがポピュラーだったそうで、それが近年、エスプレッソに変わった歴史があるようです。なので、 カフェやスターバックスなどの店のメニューでは先ず先にエスプレッソの表示があり、つぎにカフェラテなどの割る系コーヒーが表示されているのが普通だそうです。

 ドリップコーヒーがのみたい場合は、メニューにアメリカーノがあるか確認し、それを注文しましょう。日本のアメリカンコーヒーのように水のように薄く酸っぱい物ではなく、スターバックスなどで注文するいわゆる通常のホットコーヒーが出てきます。

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 店を出ても雨はやまず。しかしパラパラの小雨なので傘をささずにてくてく歩いていると、ひと通りが多くなってきて...ここは...ええっ旧市街広場が近い??

 すこし歩くと、にぎやかなクリスマスマーケットの数々と巨大なクリスマスツリーが見えてきました。そして多くの観光客と時計塔やら何やらの観光名所。わぁぁ観光ポイントそれぞれが近い!全然歩けちゃう広さ!もうちょっとトラムとか使うかと思ってた!



  ここからの広場の入り口でもう1つ飛び込んできた物はタイの自転車タクシートゥクトゥク。こんなところで?と、トゥクトゥクが停車している店の店内に目を やると、タイの仏像やドクターフィッシュの水槽に足を突っ込んで携帯をいじっている青年の姿と、タイの民族衣装を着た女性が観光客に足裏マッサージしている姿 が...もしかしてこの建物は壁画で有名だという「石の生母の家」
 Googleマップとかで見たときにタイマッサージ屋になってたけどホントにタイマッサージ屋になってるー!すごいなー、歴史的に貴重な建物のようなんだけどタイマッサージ屋にしちゃうとかワー。なんか自由ッというか。うーん。
 
 なぜかプラハのタイを写真に撮ってきませんでした。きになる方は、現地に行くか、グーグルマップかで確認しましょう。

 タイマッサージ屋は他に何カ所かありました。日本料理とベトナムやらタイやら中華やらのアジア各地の料理が食べられるお店もよく見かけました。旅行前にチェコの歴史の本 を読んでいた母曰く、昔はベトナム移民が多く、美味しいベトナム料理屋もいっぱいあるらしいとのことでしたが、今はタイの移民が多いのかしら?とにかくチェコの街の中で際立って目立っていました。

   

  小雨降る中でしたが、ソーセージやホットワインを売る屋台をはじめ、クリスマス飾りやお土産、動物とふれあえるテントなどもあり、広場は人でいっぱいでした。

 旧市街広場へたらならば、ここに集結する観光スポットをざっと見ていこう。ということで、事前に調べておいた観光スポットをチェック。

   プラハ名物「時計塔」の周辺は黒山の人だかり。ちょうど「天文時計」のからくりが始まる5分前だったようで、見ていこうと待つこと5分。鐘が鳴って、いざ!からくりが動く!かとワクワクしていたのですが、大きなアクションはなく、ちょっとだけ動いて、あっというまに終了。


 なんだかがっかり。周りの観光客達からも我々のように 「えー!?」という顔と苦笑いが。これはシンガポールのマーライオンとならぶ世界がっかりスポットのひとつに数えてはいいのでは...


 広場もぐるっと一周し、また別の路地を抜けるとあっという間に「ファーマーズマーケット」へ。
こ... ここが「ファーマーズマーケット」...?野菜や果物はやお土産は売られていましたが、時期的に街中のあちこちにあるクリスマスマーケットのほうが目立っていた ので、何となくしょぼい雰囲気が。
 
 広場も小さく、周辺にはお土産屋やおもちゃ屋のほか、飲食店、中世の鎧や武器のレプリカなどのマニアックなものが売っている店もあったので、ロールプレイングゲームや歴史好きの方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。 


 この人形だらけの写真は、「ファーマーズマーケット」のテントが並ぶ小さな広場に隣接するおもちゃ屋さんのショーウインドゥ。子供の頃に読んだチェコの絵本『もぐらとズボン』のもぐら君が懐かしい!。今は日本でもクルテクって呼ぶみたいですね。 


 そしてずんずん歩いて、観光用の店は減り、地元の人たちが足を運ぶような店が増え始めると、なんと「国民劇場」ラテルナ・マギカ」そして「レギイー橋」へ出ました。
 雨は傘がいらない程度にぱらぱらと降っていましたが、雲の裂け目から美しい夕日が広がってきています。



 ラテルナ・マギカ」は斬新な現代的な劇や音楽をメインに講演する劇場のようで、若い子たちでいっぱいでした。フリーマーケットとかのイベントもやってるみたい。
http://www.narodni-divadlo.cz/cs/laterna-magika


 ちなみに、ラテルナ・マギカ」「国民劇場」の間にある道路沿いには公衆トイレがあります。チップおばさんがいて、とても綺麗に掃除されているので安心して利用できます。

 時計をみるともう4時、チェコも冬は4時半ごろの日の入りだそうです。川岸から「プラハ城」が見え、「国民劇場」のほう面はたくさんのトラムが行き来していて。その景色を取る為に、たくさんの人々がカメラを構えてます。




 雨に濡れた交差点は、とても幻想的な雰囲気がありました。



 「レギイー橋」から見えるライトアップされた「プラハ城」です。

 クラシック音楽とゆかりのある美しい風景を流すだけのTV番組、「NHK名曲アルバム」が脳裏に浮かんできてしまいました。
 たぶん、この写真を見た多くの人の脳裏には、スメタナのモルダウあたりが流れているのではないかと~。



 で、川沿いを北に向かって歩いていくと、その「スメタナ博物館」前に到着。こちらもライトアップされていて、とても綺麗です。「スメタナ博物館」へは後日行くことにして、道路沿いの狭いアーケードを通りぬけてみると....なんと、「カレル橋」の入り口に到着です。


  さすが、すごい人混みです。横断歩道をわたると、小さなお土産屋が並ぶ、にぎやかで狭い道にはいりました、ここが「カレル通り」なのね。「王の道マリオネット劇場」「金の蛇の家」もすぐに発見。



 土産物屋が並びます。こことカレル橋へ行くガード下のような小道では、ロシアのマトリョーシカ人形を売るお店がたくさんありました。 

 お菓子屋さんの店頭には、マジパンで作られたミュシャの絵の女性像が。 

 また、店々の二階の窓などを注意深く見ていると、天井に中世の飾り絵が描かれた跡がある家もみつかりました。


 プラハの土産物屋でもよく見かけた魔女の操り人形は、イタリア各地のクリスマスマーケットでも同じものを見ました。(ドイツ系の屋台だと聞いた気が...)イタリアでは魔除けだと聞きましたが。やはりチェコでも魔除けなのでしょうかね?

 そうそう、チェコでは老婆は冬の化身だと言われているようですよ。

 

 人ごみに押されるように歩いていると、小さなクリスマスマーケットにもでました。ここでは鍛冶屋のテントが出ていて、鉄を打つ独特なにおい がただよっています。


 そんなテントに囲まれて、イルミネーションとクリスマスツリーに囲まれた、鳥かごのような美しい鉄の柵に囲まれた井戸の跡がありました。後日訪れたら、お年寄りの観光客が集まって写真を撮っていたので、おそらく名所なのでしょう。


 そしてそこを抜けると...旧市街広場へ!戻ってきました!全ての道は旧市街広場へ続く~ということなのかしら?

 おなかがすいてきたので、クリスマスマーケットの屋台で食事をすることに。しっかり焼いた大きなソーセージとパンのセットのを注文して、二つで120コロナ。これだけでお腹いっぱいです。

一度ホテルへ戻って休憩して、19時からスメタナホールでコンサートです。

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☆海外旅行先でクラシックコンサートへ行こう☆


 クラシック音楽好きがヨーロッパへ旅行するなら、せっかくなので歴史的なホールや教会で本場の音楽を聞きに行ってみましょう。由緒正しいホールで、驚きの安さで名曲などを楽しむことができるでしょう。
 
 各会場の窓口でもチケットを購入することができますが、クレジットカードとメールアドレスがあれば日本からでも気軽に購入することができます。その場合、購入後にメールで送られてくるEチケットをプリントアウトして、会場へ持ってきましょう。
わたしはこちらを良く利用します。日本語対応です。


  イタリア、ドイツ、オーストリア、フランス、チェコ、スペイン、オーストラリアなど、多くの国の会場に対応しています。このホームページに登録されていないコンサートやオペラももちろんあります。各会場のホームページでもEチケットを販売していますので、こちらもチェックすることをお勧めします。

現地の言葉も英語もわからないし、自分で取るのは不安だわ。という方は代理店もありますので、こちらを利用してはいかがでしょうか?手数料がかかるようですが、安心してチケットを取ることができるかと思います。

ムジーク・ライゼン
http://www.musik-reisen.jp/ 

 そのほか、各劇場の公式サイトからも購入できますよ。

 また、ドレスコードですが、無理をしてフォーマルな格好をする必要はありません。会場内は、舞踏会で見るようなドレスでしゃれこんだ若い女性を見たと思ったら、少しおめかししたワンピースのおばさんがいれば、近所から聞きに来たようなTシャツを着たラフな
美女がいたり様々。清潔であれば問題ないと思います。たぶん。

  実際、パリのサントシャペルのコンサートでは、山のような古本が入った破れそうな袋を抱えて入場しても問題なく、シャンゼリゼ劇場では黒のスキニージーンズにTシャツ、スニーカーで全く問題ありませんでした(周りも似たような格好したカップルやおっさんとかいたし...)。

このほかに現地の劇場サイトで直接購入することも可能です。だいたい英語切り替えることができるようになってますし、わからなければ、GoogleなどのWeb翻訳サービスで変換すれば楽勝かと。

チェコではこちらを利用しました。

国民劇場、国立歌劇場、エステート劇場、ラテルナ・マギカの4つの劇場のチケット購入ができるサイト

スメタナホール(市民会館)のみ(Municipal House /Obecní dům))

  気になるプラハでのドレスコードですが、すてきにドレスアップした方や、ちょっといいワンピースにタイツ、スニーカーにリュックの女性もおり、私もニット のワンピースに黒いレギンスとブーツでも問題ありませんでした。男性もスーツ、もしくはラフな雰囲気の方が多く、こぎれいな格好であれば問題なさそうで す。
 教会などでは入り口で呼び込みをやっていたりしていたので、飛び入りで購入しても大丈夫そうです。

 では、楽しいひとときを! 

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(夜のスメタナホール(市民会館)正面の写真は撮っていないので昼間の写真で....)

  すでに見慣れた感のあるスメタナホール(市民会館)に到着。入り口正面の階段を上がって入場です。

   階段を上がるとすぐにクロークがあるので、係のおばさんにコートを渡してチップを払い、さらに上の階へ。階段の上では係の女性がチケットの チェックをしています。

 日本で印刷してきたeチケットを渡すと、優しそうなおねぇさんが座席に案内してくれました。



スメタナホールはアール・ヌーヴォー建築とミュシャの壁画で有名な劇場です。
 内部を見る為のツアーが1日数回行われているようですが、わたしたちはコンサートを聴くついでにホール内をじっくり見よう、ということで、ツアーを申し込みませんでした。目玉のミュシャの絵の数々は、さすがに長い年月がたっているせいか、多少くすんで、色も落ちているような雰囲気が。ライトのせいでそう 見えるのかな?母を含め、多くの人たちが開演ギリギリまで写真を撮って楽しんでいました。



 今日の演目は有名映画の音楽をオーケストラで楽しむ...という気軽なものです。思いのほか良く響くアール・ヌーヴォーのホール内を、アメリカの映画音楽が響き渡る、何とも不思議な夜でした。

帰りも歩いてホテルへ。おやすみなさい。
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 明日は、プラハ2日目、「プラハ城」「ミクラーシュ教会の塔」「ジンジャーブレッドミュージアム」などを見学します。
~ガイドツアーとプラハ城~。よろしくね。

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